せっかく描いたイラスト。
どうせなら「いいね👍」がたくさんほしい!
「いいね👍」をもらうためにがむしゃらに絵を描き続ける…。
もしかしたら、それでも描いた絵の評価は伸びていくかもしれません。
でも、「客観的に自分の絵を分析して、よくなかった点」を考えれば、もっと早く絵は評価されていくはずです。
そして、個人で絵を売り込みたいのなら、たくさんの人に絵を見てもらう方法を知るべきです。
本記事では、twitterの機能を使った、【自分の絵の客観な評価】と、【データからの改善方法】を紹介します。
表示回数と反応~ツイートアナリティクス~
自分のツイートの三本棒が立ったボタンを押すと、ツイートアナリティクス(分析)を使うことができます。

インプレッションとエンゲージメントを知ることができます。
インプレッションとは「タイムラインの表示回数」
エンゲージメントとは「ツイートに対してのリツイート・返信・投票などの反応回数」
です。

このインプレッション数とエンゲージメントの数を使って、「いいね」にたどり着くまでの過程を推測していきます。
「いいね」されるための改善方法
インプレッション(表示回数)
インプレッションの数を増やすには、ツイートを増やしたり、他人の「いいね・リツイート」で増える可能性があります。
参考

自分のツイッター自体を成長させるのも、大事なことですが、
イラストに対する反応をさぐるならハッシュタグが適切かもしれません。
これは、
・ファンアートなので作品をその作品と気づいてもらう必要がある
・「いいね・RT」を積極的にしていない
という自分の状況から、ハッシュタグが有効であると推測しました。
実際に自分のツイートのアナリティクスを見てみると、

8月4日投稿
#南紀勝浦樹紀 #温泉娘
インプレッション数:3284

8月18日投稿
#ヘブバン #國見タマ
インプレッション数:6433

8月30日投稿
#ATRI
インプレッション数:1871

9月11日投稿
#ヘブバンファンアート #瑞原あいな
インプレッション数:1878

9月21日投稿
#ヘブバン #大島一千子
インプレッション数:7338
ハッシュタグから推測するに、ヘブバンというハッシュタグはツイッターで関心の高いトレンドのようです。
しかし
#ヘブバンファンアートとして投稿したところ、インプレッション数は上がりませんでした。(9月11日投稿)
#ヘブバンは、文字の後にキャラクターの絵がつくタグになっており、
メーカーが関与しているので、インプレッション数が上がりやすいのかもしれません。

ツイッターなどアプリのアルゴリズムは、文字情報で表示を判断するので、
表示回数をあげるなら、ツイートするとき、適切なハッシュタグや、ツイートの言葉を選んだ方がいいでしょう。
エンゲージメント(反応)
「エンゲージメントが少ない」とは、タイムラインには表示されたが、アクションにつながらなかった状態です。
ツイッターはスクロールしながら流し見することが多いので、
ツイートされた絵自体に関心を持ってもらえなかったのでしょう。
自分の絵を見てみると

インプレッション(表示回数)に対するエンゲージメント(反応回数)を計算することで、
「人の注目を引けたという点からすると」
自分の絵の上達を客観的に評価できるかもしれません。
構図やとりいれた画法、参考資料の観察など、やったこと。
何が絵の評価につながっていくのか?
自分の行動と客観的な数字を比べてみても、今後自分の絵に取り入れる課題につながるかもしれません。
エンゲージメントがあっても「いいね」されない
絵を立ち止まって見てもらうことはできた。
しかし、「いいね👍」ボタンを押してもらうまでは至らなかった…。
のがこの状態です。
筆者の絵を分析してみると

このようになります。
「いいね👍」をもらえるのは、見た人がすなわち…
絶頂の状態!
「いいね👍」してもらうためには、見た人の気持ちをさらに一段高みに連れていくことが必要です。
自分を例にすると、イラストを描くとき、
ストーリー・構図・画力・トレンド
を意識しているので、過去と見比べてなにが「いいね👍」につながったのか分析していくといいかもしれません。

戦略的に
直接画力には関係ないところで努力するのは、純粋に絵を評価してもらいたいものにとって、
すこしモヤモヤするところです。
しかし、戦略を立てれば、目標への近道ができたり、自分の実力以上の夢がかなったりするのです。
「画力としては今一つでも活躍している絵描きさん」
「孔子にプロデュースされて急に人気が出る歌手」
だっているのです。

画力も大事ですし、できるなら絵を描いていたいですが、現在イラストレーターとして絵を売るなら、
イラストの画力以外の知識も、イラストレーターの画力ではないでしょうか?
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