イラストの色の塗り方がわからない…
色を塗ったら、線画のイメージがかわってしまう…
そんな方は多いと思います。
筆者もさんざん色の塗り方には悩まされてきました。
イラストを描き続ける今日この頃、やっと色の塗り方に納得がいく絵が描くことができました。
(まだ作画途中ですが(;・∀・))

今まで描いていた絵と比べ、活き活きとした絵になっていると思います。
今まで描いた絵
美しい色使いで、活き活きした絵。
そんなイラストが描けるようになったのは、
紹介する2冊の本と、ブログの内容が理解できるようになったからです。
光の授業
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光の授業を読めば、なぜここにこんな色が乗っているのかが理解できます。
イラストの色を見ていて、
「なぜここでこのような色の変化をするのか?」
気になったことはありませんか?
光の影響が、色の変化に影響を与えます。
陰、影、フォールオフ、環境光、サブサーフェス・スキャタリング…
光の当たり方や、光学現象によって、色に変化が現れます。

この光の当たり方や、光学現象を理解できていないと、
イラストを見ても、なぜ色が変化しているか理解できません。
イラストの色の変化を理解するには、光の知識が必要なのです。
人体クロッキー
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見ても違和感のないかげ(立体陰・落ち影)をつけるためには、被写体を流れるラインを意識する必要があります。

被写体を流れるラインを意識できるようになるには、クロッキーを意識するのが一番です。
クロッキーは、人体の流れや、衣服の流れなど、「物体を走るライン」を意識して描くことができます。

達人になれば、物体のカタチだけでなく、クロッキーで色もとらえることができるようになるらしいです。
pixivfanbox
pixivfanboxには、プロの神絵師様が、作成したpsdファイルなどの、原画ファイルをアップしてくださっています。
好きな絵柄を研究するには、お好きな神絵師様の、原画ファイルのレイヤー構成を眺めるのが一番です。
丁寧につくられたpsdファイルなら、使用した色ごとにレイヤー分けされています。
レイヤー分けされた色が、「どうしてこのようになっているのか?」を理解するために必要なのが
先に紹介した「光の授業」です。
絵は美術なので、色の変化には絵師さんごとに個性があります。
色のコントラストや、カタチなどは、psdファイルのレイヤー構造で確認しつつ、
光の現象を理解していけば、理想の絵柄の再現に近づきます。
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