こちらのイラスト。

前回描いたイラストと比べると、圧倒的に上達した絵になっていると思います。


前回のイラストと今回のイラストに差が出た秘訣は、
作画の上で3つのポイントを意識したからです。
(前回11月に描いたイラストの評価が、あまりに良くなかったので、かなり研究しました!)
今回は、作画に取り入れると絵がアカ抜ける!
3つのテクニックを紹介します!



意識すれば、絵を描くときも迷いが減るはず!
目力を入れるための描き込み
目は視線が集まる意識の終着点!
情報量を集中させて、目は魅力的に!見せる必要があります。



「目」は人の気持ちを表すから、人間は「目」が気になる生き物なのさー
目に描きこむを入れる、前と後で、イラストがこんなに違います。


よく魅力的なイラストには、目の描き込みがされていますが、
目に描き込みを入れるときは、目の構造を意識して描きこむ必要があります。


「目に落ちる影」や「光」を描きこむときは、「角膜の局面」に反射することを意識し、
虹彩の模様を描くときは、「網膜の凹凸」を描き込んでいきます。


角膜の面と、虹彩の面を意識して描きこむことで、魅力的な目を描くことができます。



面の使い分けが大事さ―!
色調を意識する
塗り分けとして、面によって色調を増やすと、絵が魅力的になります。


特に肌などは、柔らかさを表現することができます。


肌の色を、球面を意識しておくと、こんな感じのイメージになります。
(彩度の変化についてはちょっと自信ないです💦)


色の変化は複雑なので、自分で選ぼうと思うと「色彩検定」や光学的な知識が必要です。
好きな絵をカラーピッカーなどで選んでみて、参考にするのがいいと思います。
そのとき、立体によりできる色の変化を、4段階(ハイライトを入れると5段階)考えてカラーピッカーで選んでみるといいと思います。



ベースとカゲの2段階だとアニメ調
4段階にすると美少女イラスト調
もっとたくさんにすると、リアルになりますねー!
全体的な情報量を増やすノイズ
イラストを見てもらうと、少しノイズが入っているのがわかると思います。


絵に使われている情報量が多いと、脳が受け取る情報量が多くなるので、魅力的なイラストに見えます。
方法は、クリップスタジオのツールの【フィルター】→【描画】→【パーリンノイズ】でノイズを作成し、
作成したノイズを、描いたイラストの上に、「スクリーンの10%」で合成します。
パーリンノイズは、【スケール】【振幅】以外の値は動かさず、【スケール】【振幅】の二つの値を調整し、
好みのノイズを作成すると良いと思います。
完成したイラストにノイズをかけてあげる簡単加工で、より魅力的なイラストに感じられるようになると思います!


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