イラストを描き続けて14年。
大人になってからでも絵が上手くなるんだ!
と思っていた矢先、近年ではAIイラストの技術の進歩には目覚ましいものがあります。
デッサンをしたり…
構図を工夫したり…
色の勉強をしたり…
せっかく積み上げてきた技術はなんだったんだー!?
そう思うのが絵師さんの胸の内ではないでしょうか…?
このAIマンガめちゃめちゃかわいい!

こちらのマンガ、AIイラスト投稿サイト「ちちぷい」で公開されている漫画です。
この8ページの漫画は、25時間ほどで製作されたようです。
これだけきれいなカラーイラストだと、この短時間で作成するのは人力では不可能です。
AIで描かれたイラストですが、表情もすごく豊かでかわいいですね。
AIイラストの進歩がとどまらないところは、YouTubeを見ていると明らかです。
毎日、呪文(プロンプト)やソフトなど、次々に画像生成ソフトや技術が公開されています。
ラッダイト運動
1811~1817年、産業革命時にイギリスで起こった運動をラッダイト運動と呼ぶそうです。
ラッダイト運動とは、
「織物の生産が機械に置きかわることにより、失業を恐れた労働者が機械の破壊活動を起こした運動」です。
結局時の流れた現在では、工業の機械化が進んだ世の中になっています。
絵には描く楽しさもありますし、
描き手から見れば、何となく「AIが描いたのか?」「人が描いたのか?」わかるような気がします。
しかし、AIの描いた絵は美しいですし、
AIの進歩を考えると現在人が描いている絵が「AIによる作画」に置き換わっていくことは
仕方のないことに思えます…。
かと言って、絵を描くのをあきらめなくていい理由
おそらく、AIの進歩で絵師さんが不安に感じることの一つが
「絵の仕事がなくなってしまう…」
ということではないでしょうか?
その点については、
「現在市場があるので気にしない」
「描いていて楽しいならやればいい」
というのが筆者の考え方です。
スキマやココナラなど、イラストの案件をみていると「手描きのイラストの案件」はたくさんあります。
(AIイラストでも可能なのかもしれませんが、現在では提出しにくい感じもします)
ラッダイト運動があり、産業が先端技術に置き換わったという過去の事実はありますが、
絵に関してもそれが起こるとは限りません。
「絵がAI作画に置き換わる」という不確実な未来に左右されて、
今を投げ出してしまうのは、不毛なことのように思えます。
未来を見据えつつ、
今やっていることを楽しむことが、楽しい生き方ではないでしょうか?
(絵を描いていればAIで作画するにしても、優位性はありますしね^^)
コメント