イラストを描くには、
下準備が大事と言われています。
「ラフ作業までは時間をかけ、清書からは一気に描き上げる!」
これが良い絵を描くコツだそうです。
筆者自身も、ラフ作業の手前段階を丁寧にすることで、イラストの上達を感じています。
追加した手前段階の作業は、
描きたいキャラクターを横に置き、ポーズをつけて描くことです。
準備作業をする前



下準備と下準備をした後の絵








何を描くかが明確になるほど、いい絵になっていると思います。
準備作業をしたメリット
した絵を描くために準備作業をしたメリットです。
比率の確認
キャラクターらしさを表現するには、頭身が重要です。
5頭身ならロリキャラ。
7頭身ならおねえさん。
大体の基準はありますが、キャラクターによって個性があります。
キャラの個別の個性を確認しておけば、よりそのキャラクターにあった頭身で絵を描くことができます。
分からないところの確認
絵を描くときにはわからないところがたくさん出てきます。
とくに悩みが多い箇所が、キャラクターによって個性がでる服です。
準備作業として、絵を描く時点では、服の構造はあいまいです。

本番でイラストを描く前に、google検索で調べることもできますし、
一度注意しておくと、日常生活で「わからなかった箇所」が目に付く機会が多くなります。
(着物を描こうと思っていたら、日常生活で着物を着た女性と対面するので不思議です…)
よく見る習慣がつく
良い絵を描くために、一番重要なのがよく見ること。
「よく見たりすると、なんかせこく感じる…」
という方はいないでしょうか…?
筆者自身、「よく観察する作業」をどこか後ろめたく感じていました…。
パッと見て、頭に入れて、描かなければいけない…
そんな勝手な束縛に縛られていたのです…。
しかし、よく見て何度も確認しながら描くことが、オリジナリティのある絵を描くために大事なことです。
服の伸縮やしわのでき方などは、よく構造を理解していないと描けません。
自分のオリジナリティのある形にデフォルメするときも、元の形をよく理解していた方が、やりやすくなります。
そもそも、キャラクターデザインというのは、イラストを描くうえで超上級スキルです。
現在活躍するイラストレーターさんの絵をしっかり見ることは、
今後の上達や、デザインの知識にもつながっていきます。
現在では、描くごとに資料が増えています。
サブモニターには、描きたいキャラクターの複数のイラストや服、ポーズの資料が並んでいます。
絵の上達は、「見ないで描けるようになること」より「よく見て描けるようになること」のほうが、
絵の上達ではないかと感じています。
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