Novel AI…
Waifu Diffusion…
mimic…
イラスト生成AIも多数登場し、AIの画力もどんどん上がってきました…。
人間絵師はオワッタ/(^o^)\
いや、そんなことはない!
AIがどんだけ進歩しようと、人間がアートを楽しむ限りAIに人間は負けない!
AIに負けない絵作りをするために、人間も楽しみ、学び続ければいいのです!
この記事では、
「AIに負けない絵作り」をするために、筆者の個人的な感想を交えながら、
本・漫画の解説をしていこうと思います!
ルリドラゴン~感情の判断~
こんな判断、AIには真似できない!
と「人間の感性の感動」を教えてくれたのが、この漫画、
「ルリドラゴン」です!
ルリドラゴンのお話は、
人間を母親と、ドラゴンを父親にもつルリという少女の物語です。
高校生まで人間として成長していたルリですが、
ある日突然、ルリの頭に角が生えます。
ドラゴンの角が!
ドラゴンの角が生えたルリの体には、どんどんドラゴンの体質が現れていきます。
この漫画の見どころが、
「ふつう、いじめられるよね!?」
てところで、主人公ルリがどんどんクラスメイトとの仲を深めていくところです。
角が生えても、
ルリの席の前の男の子の頭を「ドラゴンブレス」で焼いても、
「ドラゴンブレス」で火を吐くルリに「生物兵器」というあだ名がついたとしても、
ルリはひねくれることもなく、クラスメイトも教師もどんどんルリと打ち解けていきます。
「ルリがいじめられる!」
と脳裏に感じさせながらも、
「どんどんルリがクラスメイトと打ち解けていく」
という、ハラハラしながらも、心温まる展開😊
いじめが問題になっている現代の社会情勢や、
普通でないありえない展開…
ハラハラしながらも心温まるストーリー。
こういった絶えず変化する社会の状態や、人間の感情の判断は、AIには表現しにくいのではないでしょうか?
イラストの生成だけでなく、ストーリー作りにもAIの活用が始まっていますが、
人間の判断が必要な場所は、まだまだあると感じさせてくれる漫画でした。
手の描き方ーデッサンは大事ー
いくらAIの描写力?画像生成力が優れているからと言って、
デッサンをおろそかにしてしまうのはいかがなものでしょうか?

とあるネット記事によると、これからのイラストに必要なものは、
「AI関連知識」に加え、
「デッサン」「骨格」「パース」「ライティング」
などの伝統的にイラストレーションに反映されてきた知識です。
AIのイラストへの活用は広がっていくでしょうが、
かといって、デッサンなどの伝統的な技術を捨ててしまうのは、イラストの可能性を縮めてしまう気がします。
AIによる画像精製も手などの作画がおかしいことも多々ありますし、
デッサンは作画の狂いを人間が判断するためのモノでもあります。
表現の幅を広げたり、より良いイラストを創造するためにも、自力のデッサン力を鍛えていきたいところです。
(余談ですが、アナログで絵を描くのもありですし、お金をもらわないと絵が描けないわけでもありませんからね…。)
AIの活用法も考えておくー女の子のポーズ集ー
トレスフリーのポーズ素材集です。
ポーズをしている女の子は、すべて「AIで生成した画像を修正した物」を使用しているみたいです。
筆者自身、ブログのサムネイルの作成を、この「女の子のポーズ集」を使用して作り始めました。


ポーズはトレースしますが、ポーズ集の体系が自分の理想に合わないときは、変形ツールで変形したりしています。
輪郭も自分のイメージと違っていたので少し変化を加えました。
ポーズ集は裸体なので、服を着せたり、髪型・目の描き込みなどは自分の画力でやっています。
AIの生成したポーズ集を使うことで、髪型や目の描き込みなど、
今までポーズを描くのに集中していて、気力を回せなかったところに労力を回せるのが大きな感想です。
ポーズを作画するのに時間がかかってしまう筆者にとっては、
創作するイラストを増やせるのも嬉しいところです。
もちろんデッサン力を上げていくことは大事ですが、
せっかくAIの活用が身近になった今、AIを活用しないのは大きな損失だとおもいます。
自分の画力の上達を楽しむ自己満足の面もありますが、
イラストの本質は「表現」だと思います。
(筆者自身AIの活用にはまだもやっとする部分があるのですが…)
AIの画像生成機能を使って苦手を克服したり、表現の幅を広げていくことは
重要だと感じました。
(フリーランスのイラストレーターで有名なixyさんも、最近ではクリップスタジオの素体を使うことが増えたそうです。)
参考
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