絵が上手く見えるコツ。
これをつかめば、絵作りが楽になるとは思いませんか?

現在筆者はラフの製作段階。
毎回頭を120%フル稼働…。
頭に負担がかかる段階なのですが、その負担の原因は、
「どこに同モノを配置しようか悩んでいるから」
です。
しかし、ずっとオリジナルの絵作りをしていると、経験からうまく見える絵の作り方がわかってきました。
本記事は、動画を見たり、本を読んだり、添削を受けたりして、
筆者の持論ではありますが、「絵が上手く見える絵の作り方」の記事を書きたいと思います。
見せたいものに視線の誘導を考える

こちら、sessaで嫁岡大先生に添削していただいたイラストです。
参考
イラストのどこを見ても、女の子の顔に、大きなラインが向かうことがおわかりいただけるでしょうか?


女の子のイラストと言えば、一番見せたい部分は顔!
イラストの右端を見ても、
イラストの左端を見ても、
イラストの中央を見ても、
ラインをたどっていけば、可愛い顔にたどり着く!
良いイラストは、見た人の目に優しいイラストだと思います。
目に優しいとは、見た人を迷わせないという意味です。
ツイッターのタイムラインを見ていたらあなたのイラストが通り過ぎる…。
無意識だとしても、あなたのイラストのどこかを見ているでしょう。
もしあなたの一番見せたいポイントが、上手に描かれていたら、きっと「いいね👍」したくなるでしょう。
しかし、「見せたいポイント」が上手に描かれていても、最初に見たのが、
「見せたいポイント」以外の場所だった場合どうでしょう?
人間の脳は基本的に考えるのが嫌いです。
視線誘導がないと、次に見る場所を探すのがめんどくさくなり、タイムラインを眺めていても通り過ぎてしまうでしょう。
モチーフの配置は、
「イラストを見た人の視線を迷わせないように、見せたいところに連れていく。」
そういった配慮のある絵が、良い絵だと思います。
見た人の心の中で叫ばせる


イラストに「いいね👍」したくなるポイントは、見た人の「共感」を誘うこと。
共感てなんでしょうか?
筆者は、
「イラストを見た人の心の叫び」=「作者の意図」
だと思いますw
この作品は、
ヘブンバーンズレッドの「大島一千子」というキャラクターが、
「おいしい一千子がここにいますよ!」とスキルを詠唱するのを見て思いついたイラストです。
スキルは、敵のターゲットを集め、敵の餌食になる技です。
イラスのと作者である筆者が、イラストを見た人に想像させたかったことは、
「一千子、お皿の上にのって、食べられに行っとるやないか!」
「うまそう…、俺が食べる!」
といった、見た人の共感です。
少し胸をはだけさせたのも、違った意味での食べるという意図を狙ったからです。
ただ美しいイラストを描くだけでなく、「イラストを見た人が頭の中で何か想像してしまう」
そんなイラストが良い絵だと思います。
参考
自分の好きを追求した絵


自分の好きなものを追求した絵が一番素敵で良い絵です!
好きだから、時間をかけたくなる!
好きだから、難しいポーズも描きたくなる!
好きだから、描き上げたい!
そんなイラストに対する熱量は、自分が好きな絵を描くからこそ湧いてくるのです。
自分の好きを分析しておくと、絵作りのとき非常に効果的です。
SNSを眺めていて、「自分が好きだ!」と思ったイラストは、すぐに保存!
たまに時間をかけて、好きなイラストを眺め、自分はこの絵の何が好きなのか分析してみる。


(「好きな画像専用」のGoogleアカウントを作り、Googleフォトで管理しておくと便利です。)
構図、色づかい、自分の好きな女の子、長い髪が好きだ、細いスレンダーな体が好きだ、このモチーフの組み合わせが好きだ!
そういったイメージを自分の頭の中で整理しておけば、
いざ自分の絵の構図を起こすときも、絵作りに非常に役に立ちます。
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