key「サマポケ5周年記念!」ヘブバン好きにも知ってほしいSummer Pockets

Kamiyama-Shiki

本日2023年6月29日。

ヘブンバーンズレッド同ブランドkeyの作品「Summer Pockets」が発売から5周年を迎えました。

(無印発売2018年6月29日。REFLECTION BLUE2020年6月26日発売。)


ヘブバン1周年を記念して行われた「Angel Beats!」とのコラボ。

CLANNAD、リトルバスターズ、Air…。


keyのブランド作品には、長年愛され続けるたくさんの作品があります。


key初のデビュー作「Kanon」(リリース1999年6月4日)から24年。

keyのコンセプトは、人生の切なさを美しいヴィジュアル、音楽、シナリオで描く「泣きゲー」


芸術性の高いシナリオとヴィジュアルが、Summer Pocketsも同様に支持される理由です。

目次

サマーポケッツのあらすじ

主人公「鷹原 羽依里」は、夏休みに祖母の遺品整理に、白鳥島にやってきます。


羽依里は、水泳部に所属していました。

しかし、大会での失敗を理由に、今まで頑張ってきた水泳から距離をとることになります。


今まで取り組んできた水泳から離れたことで、学校での素行の悪さが目立つようになり、学校でも腫物として扱われる日々…

そんな中、都会から逃れるようにして夏休みに白鳥島を訪れます。


そこで出会う、仲間と少女たち。

心に傷を負った一人ぼっちの「鳴瀬 しろは」

あちらこちらで寝ている姿を見かける「空門 蒼」

いつも大きなスーツケースを引いている「久島 鴎」

ドイツ系ハーフでいつもやりたい事探しをしている「紬 ヴェンダース」


それぞれ過去の傷や、思いを背負った女の子たちです。


ヘブバン同様、はじめは読者に親近感を持たせるギャグ要素から始まり、主人公とヒロインの関わり合いから物語は深刻に…

終盤に進むにつれて、涙なしには読む進められない物語になっています。

原案、イラストレーター

Summer Pocketsの原案は、「麻枝准」さん。

keyでは、シナリオライターでおなじみ。

シナリオライターだけでなく、作曲も手掛けています。


Summer Pocetsでイラストレーターを担当しているのは、Na-Gaさん、和泉つばすさん、永山ゆうのんさんなど。

Na-Gaさん。

Na-Gaさんは、「リトルバスターズ」「Charlotte」「Angel Beats!」と数多くのkey作品を担当しています。


和泉つばすさんの代表作は、「ましろ色シンフォニー」や「9-nine-」などです。


永山ゆうのんさんは、「Angel Beats! -1st beat-」。

SPIRAL!!(Navel)で原画担当をされています。

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key作品の共通点

多くのkey作品に共通する点は、「理不尽な運命を乗り越えていく少年少女たちの物語」です。


Summer Pockets REFLECTION BLUEに登場する神山識のストーリーは、過去に「嵐で沈んでしまった島を救いたい…」という思いから、過去から少女が現代にタイムスリップしてくるお話でした。

空門蒼のストーリーは、事故で意識を失った姉の意識を取り戻したいという切実な願いがテーマになっています。


青春の真っただ中で、命が尽きようとする少女…

家族との別れ…

時代を超えても解消したかった切実の思い…


key作品は、アニメ的な表現で誇張されていますが、人間が生きていく上で誰もが出会う理不尽さに向き合うお話になっています。


美しい描写や、絶妙なタイミングで入る音楽が、アニメ表現を活かして、人々の感情に刺さる…

そんなストーリーが、key作品が多くのファンを生む理由になっているのかもしれません。


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